誓いの歌

外は透明な貝殻を通した
光浴びて浮かべる島のようさ
散らかった机の隅の無口な旅人に贈る
誓いの歌

一緒に出掛けよう
自転車を漕ぎ出して
考えるよりも
飛んで行けるくらい速く

何をしたっていいんだ
そのかわり
他のみんなにもそれは等しく言えることなんだ
知っておこうね

嫌だよ
互いを試しあうような
馴れ合いを誰かが求めたとして
僕はどうだろう

先を進む大勢の人たちは
言い訳をしてばかりで
真似をしちゃダメだよ

悲しみに打たれてそこから目を逸らすような
そんなことは許さないし
できる筈もない

嫌だよ
誤魔化すのはやめてくれないか
恰好悪いよ

僕と僕の間がくっつくようにしてみたって
距離に甘えて打ち明けてみようか
分かったんだやっと
しなきゃいけないのは

そうさ喜びに満ちた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です