新しい国

最後の時がその肌触りが
空中に都市をつなぎ留め置く蛹の様だった
果てには転げる縫いぐるみ達さえも
蛹を空中につなぎ留め置くかの様に見えたもの

始めようさあ新しい国を今にも

最後の時がその肌触りが
環状の首都高速道路をそびえ建つ遺跡に想わせ
果てには転げる縫いぐるみ達さえも
ネオンの瞬きに煽られ動作統制されるざま

始めようさあ新しい国を今にも

逃げ出すなら何を持って行こうか
暖かくしていれば文句は無い
高層建築が展開し続ける
僕は落ち着きを取り戻す

空気が違う様なそんな気が

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です