悪魔はやって来なかった

交差点に独りで待ちぼうけ
時間は十分に過ぎていった
大都会が白く濁ったように
影という影をあやふやに

僕はブラジルまでバスで
燃え尽きる生き方の先を確かめに

約束の年齢になっても悪魔は来ない
それは寂しい 寂しい事かい

黄砂にまみれ横たわった
テレビの中で死ぬ様な
夢みたいな事を考えていた
夢みたいにくだらなすぎるんだ

僕はイギリス中を歩いて
霧を晴らす伝説の石を探しに

約束の年齢になっても悪魔は来ない
それは寂しい 寂しい事かい
喜びにキスをしていれば悪魔は来ない
それは新しい 誕生日の祝い

何にも背負う必要は無い筈さ
誰とも違う生き方の先を確かめよう

約束の年齢になっても悪魔は来ない
それは寂しい 寂しい事かい
喜びにキスをしていれば悪魔は来ない
それは新しい 誕生日の祝い
それは寂しい 寂しい事かい

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